お菓子パーティー番外






シードルは、一人で外に出てきた。

風が心地よく、冷たくて。

次いでに、飲み物も持ってくれば良かったなんて、今更後悔してる。


「月が見えないなー。」


月は、丁度雲の中。

外は、ぼやけた月明かりに照らされている。

先ほど自分が居た、部屋を見ると、騒ぎ声が聞こえてくる。

シードルは、地面に、ぺたんと腰を下ろした。


「なんか、寝ちゃいそー。」


そんな事を言っていると、急に後ろから声がして、頭を叩かれた。


「よっ!こんなとこに居たのか。」

「か、カシスー!なんなのさ、急に!!」

「はぁ〜!!!ライチには、疲れた...。」


カシスは、シードルの隣に座った。

そして、自分が持ってきた林檎酒を、シードルに渡した。


「カシス。飲まないの?」

「んー。疲れた。」

「ライチに何されたの?」

「写真撮られまくった。隙を見て、逃げてきた。」

「で、髪やら服やら乱れてんだ。」


シードルは、カシスが持ってきた林檎酒を口に運ぶ。

カシスは、そんなシードルを横目で見る。


「な、何?なんか、顔についてる?」

「いやぁ〜可愛いなーと思って。」

「はい?」

「ちょっと、横向け。横。」


シードルは、言われたとおりに、横を向く。

カシスは、自分のポケットから、黄色いリボンを取り出して。

シードルに結びつけた。

シードルは、前髪と横の髪を少しだけ残され。ポニーテールになっていた。


「な、何これ?」

「ポニーテール。」

「そんなの分かるよ。何で?」

「したかったから。お揃いだろ?」


カシスは、黒のリボンで高く結い上げている。

シードルは、黄色いリボンでふんわりポニーテール。


「むー。」

「似合ってるよ。」

「何だかなー。」


また、林檎酒を口に運ぶ。

口に含み、飲み込もうとした所で。

誰かに、口を塞がれ。林檎酒を取られた。


「か、カシスーッ!!」

「美味しそうだったからなv」


僕は思いました。彼には、何をやっても勝てないと。











○。あとがき。○

カシドルーv
久々カシドル。
結構、書きやすいよ。この子達。
カシスはカシスで、どんどんと動いてくれて。
シードルは、カシスに連れられ、動いているし。
楽だよ。
この子達。

2003/10/24 魂